Virtualboxで仮想OS(Windows10)を起動する方法をご紹介したいと思います。
VirtualBoxを使用すればWindows10のOSを仮想化出来るため、ゲームの複数起動やアプリケーションの検証などに使用することが出来ます。
<必要なモノ>
- ある程度のスペック以上のPC
- Windows10のIsoファイル
- VirtualBox本体(無料)
注意
・仮想OSにはある程度のスペック以上のPCが必要です。最低でもメモリ8GB以上、Corei5以上、オンボード以外のビデオカードが欲しい所です。ノートパソコンは非常に厳しいです。
・重いゲームは基本的に動きません。ブラウザゲームや低スペックゲームであれば動作するものもあります。
Contents
Windows10のISOファイルをダウンロードしよう
MEMO
既にダウンロードしている方は次の項へ進みましょう仮想OS用のOSファイル(.iso)をダウンロードする必要があります。OSファイルはMicrosoftの公式ホームページからダウンロードできます。
- 下のリンクよりWindows10の公式ホームページへ飛び、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックし、ファイルをダウンロードしましょう。
- ダウンロードしたファイルを実行すると、以下の画面が表示されます。
今回はISOファイルを使用するため、下の「別のPCのインストールメディアを作成する(USBフラッシュドライブ、DVD,またはISOファイル)を選択します。
言語、アーキテクチャ、エディションの画面は、そのままでOKです。
使用するメディアは、下の「ISOファイル」を選択下さい。
ここでISOファイルのダウンロードが開始されます。おおよそ4GBをダウンロードするためしばし待ちましょう。ダウンロードが完了したら次にVirtual Boxのダウンロードとインストールを実施します!
Virtualboxのダウンロードとインストール
- 下のリンクよりVirtualboxの公式ホームページへ飛び、「Windows Installer」をクリックし、ファイルをダウンロードしましょう。
- 手順に従い、インストールを実施しましょう!
VirualBoxの設定と起動まで
ここからはVirualBoxの設定とWindows10の起動を行います。
前項にて、WindowsのisoファイルとVirtualBoxがインストールされていることを確認してください!
- virtualBOxを起動し、左上の「新規(N)」ボタンをクリックします。
- 名前とオペレーティングシステムでは、名前を入力します。任意でも良いですが、「Windows10」と入力するのをオススメします!
- 次に仮想OSに割り当てるメモリーサイズを設定します。Windows10の場合、メモリは4GB以上を設定しましょう。2GBの場合、動作が非常に重くなる可能性があります。
多ければ多いほど良いですが、メイン用のWindowsのメモリを残しましょう。
<オススメ設定表>
PCの搭載メモリ | 通常使い用 | ゲーム用 |
---|---|---|
4GB | 2GB | - (推奨しません) |
8GB | 4GB | 4GB |
16GB | 4GB | 8GB |
32GB | 8GB | 16GB |
- ハードディスクは、「仮想ハードディスクを作成する」をオススメします。
(削除するときに楽に削除できます)
- ハードディスクのファイルタイプは、VDI(virtualbox Disk Image)で良いです。
- 最後にファイルの場所とHDDのサイズを設定します。ファイルの場所は仮想OSの仮想ハードディスクの保存場所を示します(①)。任意の場所で良いですが、仮想ハードディスクの容量以上の空き容量があるディスクを選びましょう。
仮想ハードディスクのサイズは、大きければ大きいほど良いですが、HDDの空き容量を考慮して決定しましょう。
注意
仮想HDDのサイズは最低50GB以上をオススメします。最低30GBあればOSをインストールできますが、Windowsのアップデート等により容量がすぐに埋まる可能性があります。<イメージ>
VirualBoxの起動とOSインストール、起動
ここまで来たらWindowsを起動します。
- ホーム画面にて、上のメニューから「起動(T)」を選択します。
- 起動ハードディスクを選択という画面が表示されたら、「Windowsのisoファイル」を選択しましょう!
- Windowsのインストール画面が表示されます。最初の設定はそのままで「次へ」を選択しましょう。
- Windowsのプロダクトキーの入力を求められますが、この時点では「プロダクトキーがありません」を選択します。今後使うことになりそうであれば後でプロダクトキーを購入し、認証しましょう。
- インストールするオペレーティングシステムを選択します。ここでは後ほどプロダクトキーを購入するタイプにする必要があるため、「Home」もしくは「Pro」になります。
- インストールの種類では、下の「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)を選択します。上を選択してもインストールが出来ません。
- Windowsのインストール場所を選択します。ここでは先ほど作成した仮想HDDにインストールするため、選択肢は一つしかありません。選択して次へを押しましょう。
- Windowsのインストールが開始されます。全てのインストール及び起動時の設定が完了すればWindowsが起動できます。
VirtualBoxの削除方法について
VirtualBoxをアンインストールしたい場合は、ホーム画面の対象の仮想OSの上で「右クリック」⇒「除去(R)」を選択します。
以下の画面が表示されますので「すべてのファイルを削除」を選択しましょう。
これで仮想HDDも削除され、仮想HDD分のHDDの空き容量が戻ります。
参考になりましたら幸いです。
おわり!